2009年4月14日

〜当社の環境性能評価にあらたな指針を導入〜
CASBEE(キャスビー)評価貢献マークをカタログなどに導入

暮らしをつつむエクステリア−TOEX(本社/東京都新宿区、社長/福田 功)では、当社製商品の環境性能評価への取り組みの一環として、財団法人建築環境・省エネルギー機構の推進する建築物総合環境性能評価システム・CASBEE(キャスビー)−すまい(戸建)と、CASBEE−まちづくりの評価基準(いづれもエクステリアに関する評価基準)を導入しました。
なお、今回、第三者評価員(CASBEE評価員)によりCASBEE評価に貢献可能であると判断された186商品について、2009年4月1日発行のカタログなどに当社制作のCASBEE評価貢献商品マークを付けて掲載しています。

■CASBEE(キャスビー)の評価基準導入の目的

①.当社商品の環境性能評価の一つとして、CASBEEを導入することにより、生活者目線での評価基準を強化し、地球と人と暮らしに配慮した持続可能な循環型社会の創造を目指します。
②.同時に、CASBEE評価に貢献可能であると判断された商品を拡充していくことで、住宅メーカーや自治体などとの連携をさらに強化し、戸建住宅および都市や街全体の環境性能向上に貢献していきます。

■CASBEE(キャスビー)について

CASBEEとは、建物を環境性能で評価し、ランク付けする手法のことです。2001年、国土交通省の主導の下に財団法人建築環境・省エネルギー機構内に設置された委員会において開発が進められており、建築系、住宅系、まちづくり系で構成されています。
当社では、住宅エクステリアおよび自然浴エクステリアが住宅系、環境エクステリアがまちづくり系に該当します。
※財団法人建築環境・省エネルギー機構とは、1980年3月に建設大臣(現国土交通大臣)の許可を得て設立された公益法人です。

■当社の環境性能評価について

当社では、2007年4月から商品の環境性能を評価するアセスメント制度(当社基準)に基づき環境に配慮していると認定された商品については、カタログなどにTOEX環境評価基準商品マークを掲載しています。現在、350商品にマークを記載しており、この内186商品がCASBEE評価に貢献可能であると判断されました。そして、これら商品については、カタログにCASBEE評価貢献商品マークを記載しています。
当社では、地球と人と暮らしに配慮した持続可能な循環型社会の創造を目的に、2010年までに環境配慮型商品の売上比率37%を計画しています。

■当社製商品の環境性能評価マーク

・TOEX環境評価基準商品マーク ※表示の内容は評価基準により異なります。
・CASBEE評価貢献商品マーク ※表示の内容は評価基準により異なります。
<住宅系>
<まちづくり系>

■CASBEE評価貢献商品マークを表示した商品例

<住宅系>
①.スライド門扉アウタースライド(2009年4月1日発売)
・評価貢献項目<バリアフリー対応>
…車イス利用者や高齢者などが、生活を容易に行えるように配慮しています。
1)国土交通省基準の出入口幅80cm以上を確保しています。
2)フラットレールのためレール敷設による段差ができません。
3)ワンプッシュ錠の装備で扉の開閉が簡単です。
②.樹の木テラス(2009年4月1日発売)
・評価貢献項目<日射の調整機能>
…内部日除けを取り付けた場合、室内への日射侵入率を下げることができます。
・評価貢献項目<外構材・再生材の使用>
…再生材(製造工程ででる端材)を使い資源の有効活用に配慮しています。

<まちづくり系>
①.四阿(あずまや)(発売中)
評価貢献項目<日陰の形成による暑熱環境の緩和(夏)>
…屋根が日陰を形成することで、周辺の暑熱環境を緩和することができます。
・評価貢献項目<地球環境に配慮した材料の選定>
…結晶質スラグ骨材を使い資源の有効活用に配慮しています。

■当社製商品がCASBEE評価に貢献する項目

<住宅系>
①.すまいの環境品質項目(6項目)
日射の調整機能、バリアフリー対応、敷地内の緑化、生物の生息環境の確保、地域の安全・安心、地域の資源の活用と住文化の継承
②.すまいの環境負荷低減項目(5項目)
自然エネルギー利用、雨水の利用、外構材、施工段階、周辺温熱環境の改善
<まちづくり系>
①.建築群総体の環境品質項目(4項目)
日陰の形成による暑熱環境の緩和(夏)、良好な空気質・音環境・振動環境の確保、歩行者空間等の安全性の確保、ユニバーサルデザインへの配慮
②.建築群総体の環境負荷項目(2項目)
ごみ保管施設の集約整備による収集負荷、地球環境に配慮した材料の選定

■参考

1)住宅系のCASBEE−すまい(戸建)
どれだけ環境にやさしい家かを測る手法のことで、戸建住宅の環境性能を総合的に評価します。
<ねらい>
長く使われ、省エネルギーや省資源に配慮されるといった、優良な住宅ストックを日本中に増やすことにあります。
<評価内容>
戸建住宅自体の環境品質(Q)と、戸建住宅が外部に与える環境負荷(L)の2つに分けて評価します。QとLには以下に示す3つの評価分野があり、さらにその中で具体的な取組みを評価する仕組みです。
・環境品質・性能(Q)が高いことを評価する
  • 1:室内環境を快適・健康・安心にする
  • 2:長く使い続ける
  • 3:街並み・生態系を豊かにする
・環境負荷(L)を低減する取り組みを評価する
  • 1:エネルギーと水を大切に使う
  • 2:資源を大切に使いゴミを減らす
  • 3:地球・地域・周辺環境に配慮する。
2)まちづくり系のCASBEE−まちづくり
建築群総体(地区スケール)の環境性能を測る手法のことで、建築物が集合化することによって生じる現象及び建築物の外部空間に着目しています。
<ねらい>
個々の建築物での環境配慮設計のみに留まらず、都市再生・まち再生における総合的な環境性能を向上させること、各自治体の都市計画のサステナビリティ確保向上に寄与することがねらいです。
<評価内容>
建築群総体内側の環境品質(Q)と、建築群総体の外側に対する環境負荷(L)の両側面から評価する仕組みです。(ただし、この手法では建物内部の評価は対象外)
・環境品質(Q)が高いことを評価する
  • 1:自然環境(微気候・生態系)
  • 2:地区のサービス性能
  • 3:地域社会への貢献(歴史・文化、景観、地域活性化)
・環境負荷(L)を低減する取り組みを評価する
  • 1:微気候・外部空間の環境影響
  • 2:社会基盤
  • 3:地域環境マネジメント
※記号解説・・・QはQuality(品質)、LはLoad(負荷)の略
※出典:(財)建築環境・省エネルギー機構2007「建築物総合環境性能評価システム」より
樹の木テラス(2009年4月1日発売)
樹の木テラス(2009年4月1日発売)
本件に関するお問合せ先
広報室長  神山 直之
TEL:03−3354−3211

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