TOEXの門扉売上拡大策について
■市場動向について
【門扉市場の可能性】
①.門扉の取り付けを望むユーザーは多く、門扉市場の需要は大きい
②.セキュリティへの関心の高さなどから、門扉の役割はさらに重要になっていく
③.新コンセプトの商品投入により、新たな門扉ニーズを掘り起こすことが可能
■商品施策
オープン外構の住まいや、門扉が欲しいのにつけていない住まいにおける後付け需要をターゲットに、デザイン性や機能性、さらに後付け施工が簡単な商品群を今春から投入します。
①.新たな市場「ポーチエクテリア」を開拓する「アーキキャスト ポーチ取付仕様」
②.間口に制約が多いバックヤードの出入口でも簡単に現場加工できる片開き門扉「アーキカット」
③.ノンキャスター・ノンレール仕様のスリムな門まわり用伸縮門扉「アーキシャット」
※各新商品につきましては、別紙ニュースリリースをご参照ください。
■流通施策/「IZUMAI(ゐずまい) 」プロジェクトの始動
当社では、壇ふみさんなど著名人の門にまつわるエピソードをはじめ、著名な建築家の方々からのエクステリアへの提案、エクステリア設計のポイント・事例紹介、そして門扉に関する調査データなどをまとめた「IZUMA BOOK」を作成しました。
そして、流通(主にビルダー、ハウスメーカーなど)を対象に、この「IZUMAI BOOK」を活用した勉強会、セミナーなどを2010年7月中旬から一部地域からスタートし、2010年12月末時点で約800社が参加し、今年度中に合計1,000社を対象に開催する計画です。
門扉は、ユーザーが自ら選択するケースに比べ、流通(主にビルダーやハウスメーカーなどの設計担当者)が提案することの多いアイテムです。そのため、流通に対して、門扉に関する高いユーザーニーズを訴えることにより、門扉需要のさらなる活性化を実現することが可能です。
一方、門扉を設置することで、流通サイドも現場単価を上げることもでき、双方ともに利益拡大に結び付きます。
■ユーザー施策/テレビCMの放映など
新たなコンセプトの門扉に対して、これまで展開してきた既存の門扉が設置可能な住まいが数多くあります。そのため、ユーザーにおける門扉を含むエクステリア全体の知名度を向上するとともに、ブランド名を訴求することで、信頼できるエクステリアメーカーとしての認知獲得を目指して、テレビCMの継続展開や門扉を素材としての雑誌広告の展開などを展開します。
TEL:03−3354−3211
株式会社LIXILとして、新しいスタートを切ります。
ニュースリリースに関するお問合せ先
株式会社LIXIL広報部
TEL 03-6273-3607
■参考資料
テーマ:門扉の設置状況に関する調査、実施時期:2008年12月、有効回答:2216サンプル
調査方法:インターネット調査、属性:全国の一戸建て居住者
※ウエイトバック値を採用(回収したサンプル数を実際の門扉設置率に合わせて、集計しなおした数値)
①.門扉の設置状況とニーズについて
比率 | |
門扉が欲しくて付けた | 31.7 |
門扉が欲しいが付けていない | 22.4 |
門扉は欲しくなかったが付いていた | 5.2 |
門扉は欲しくないので付けていない | 40.7 |
②.門扉をつけたい理由
※門扉が欲しいが付けていない方
全体 | |
セキュリティの問題 | 78.2 |
見映えの問題 | 21.8 |
付いているのが当たり前 | 2.1 |
敷地をきちんと囲いたい | 24.2 |
デザイン的な問題 | 16.8 |
敷地外からの目隠し | 26.7 |
境界線の明示 | 21.1 |
家の象徴として | 10.5 |
その他 | 3.9 |
③.欲しいのに門扉を付けていない理由(複数回答)
※門扉が欲しいが付けていない方
全体 | |
取り付けるお金がない | 45.3 |
取り付けるスペースがない | 37.5 |
門扉だけでの工事では済まない | 25.3 |
取り付けるタイミングがなかった | 16.8 |
欲しいものを優先で後回しになった | 16.8 |
欲しい製品がない | 7.4 |
ちょうどいいサイズがない | 2.8 |
どこに頼めばいいかわからない | 1.8 |
その他 | 9.5 |
特に理由はない | 3.2 |