2010年8月9日

「太陽光発電システムを活用した新たなエクステリア商品」
発売時期延期のお知らせ

平素は弊社製品をご愛顧いただき誠に有難うございます。

2010年4月28日にニュースリリースにて発表させて頂きました「太陽光発電システムを活用した新たなエクステリア商品」は、諸般の事情により発売時期を変更させていただくこととなりましたので、お知らせいたします。

発売延期対象商品
① ソーラー仕様のカーポート
② ソーラー仕様の駐輪場(チャージ機能付き)

正式な発売時期については決まり次第改めてニュースリリースをさせて頂きますので
よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

2010年4月28日

〜地球環境に配慮した「ecolis(エコリス)」シリーズを拡充〜
太陽光発電システムを活用した新たなエクステリア商品の展開について

暮らしをつつむエクステリア−TOEX(本社/東京都新宿区、社長/福田 功)では、地球温暖化防止への取り組みの一環として、創エネ・省エネをテーマに、戸建住宅から公共空間まで、エクステリア全域を視野に、太陽光発電システムを活用したEco関連商品を2011年春から順次拡充していきます。
なお、今年度についてはその最初のステップとして、既存商品との組み合わせによる特注対応商品として、ソーラー仕様のカーポート/住宅エクステリア、ソーラー仕様の駐輪場(チャージ機能付)/環境エクステリアの2機種を開発し、2010年秋から市場に投入します。

◆TOEXの環境配慮型商品について

当社では、CO2排出を抑制し、地球温暖化防止に貢献するために、地球環境に配慮したエクステリア「ecolis(エコリス)」シリーズを2010年3月1日に立ち上げ、「エコリス メッシュパネル」「エコリス 緑化ベース」「エコリス 雨水タンク」を発売しました。
一方、2000年から太陽電池によるクリーンなエネルギーを利用する"電動エクステリア商品のソーラー化"を進め、電動オーバードア、電動引戸、電動式ガーデンハット(日よけ)など数々の実績を積み重ねてきました。
そして、今回は、これまでの駆動用電源としての活用に加え、太陽光発電システムと組み合わせた創エネ商品を開発し、クリーンなソーラーエネルギーを蓄電し活用できる範囲を家庭や公共施設などのエクステリア空間まで広げ、さらなる低炭素社会の実現を目指します。

◆2010年秋から展開する特注対応商品について

2010年秋から展開する特注対応商品は、TOEXの既存の商品に、太陽光発電パネルを取り付ける専用部材を組合せて販売します。なお、太陽光発電パネルにつきましては、国内大手の太陽光発電システムメーカーのパネルを中心に、現場手配となります。
<展開商品>
①.ソーラー仕様のカーポート/住宅エクステリア商品
②.ソーラー仕様の駐輪場(チャージ機能付)/環境エクステリア商品

※各商品は、商品名、仕様、価格などが確定次第あらためて広報発表させていただきます。

1)ソーラー仕様のカーポート <住宅エクステリア商品>

住宅屋根への太陽光発電システムの需要が増大する中、カーポートを含むエクステリア全体への拡大をテーマに開発を進め、当社製カーポートの屋根部に太陽光発電システムを取り付けるTOEXオリジナルのソーラーカーポートを2011年春から発売する予定です。
しかし、地球温暖化に向けた取り組みは環境政策としての重要性が加速する中、当社としてもスピード感を持って対応するため、当社の既存のカーポート2機種を対象に、専用の取り付け部材を用意し、国内大手メーカーの太陽光発電パネルの取り付けが可能なソーラー仕様のカーポートとして2010年秋から特注対応として発売します。
◆戸建住宅用の屋根置き太陽光発電パネルの課題

当社の調査によれば、現状の戸建住宅の屋根置き太陽光発電パネルについては、以下の課題がある事が分かりました。

①.屋根形状から住宅に取り付ける事ができない場合がある

②.屋根の美観を意識したり、保証・品質面から躯体に穴を開けたくないケースがある

③.太陽光発電パネルの設置面積を増やしたいがこれ以上増やせない

このような現状から、住宅に比べ屋根が低く、施工やメンテナンスが容易であるという長所を備えたソーラー仕様のカーポートは、市場ニーズが高いと判断し、2010年秋から特注対応にて販売を開始することとしました。

◆ソーラー仕様のカーポートの特長
1)カーポートの屋根を加えると、オール電化住宅の場合は「光熱費ゼロ」が可能

戸建住宅に付いている太陽光発電パネルの平均的な発電容量は約3.5kW(※1)となっています。一方、当社の試算では、ソーラー仕様のカーポート(1台用)の発電容量は  約2.0kW(※2)となっています。そのため、住宅屋根とカーポート屋根を組合せると、合計の発電容量は約5.5kWとなり、年間予測発電量は5,590kWh(※3)に達します。

一世帯あたり1年間の消費電力4,734kWh(※4)を上回ることから、住宅用屋根とカーポート屋根の発電量を組み合わせ、さらにオール電化にした場合は、「光熱費ゼロ」住宅が可能(※5)となります。

※1:2009年4月から6月期における太陽光発電システムを設置した住宅一戸あたりの平均の発電容量。
(出典:一般社団法人太陽光発電協会)

※2: メーカー、太陽光発電パネルの機種により異なります。

※3:住宅屋根3.5kW:傾斜角30度・真南・東京の場合。
当社製カーポート「ウィンスリーポート(1台用)」 2.0kW:傾斜角10度・真南・東京の場合。
財団法人日本気象協会発表「発電量基礎調査」の日射量データを用いた参考値。
気象条件、立地条件、設置条件などの諸条件によって実際の発電量とは異なる場合有。

※4:出典:平成20年度待機時消費電力調査報告書(財団法人省エネルギーセンター)

※5:発電量の売電と自家消費の比率が50:50の場合

2)住宅屋根用と同じメーカーの太陽光発電パネルを搭載可能

住宅屋根用の太陽光発電システムを既に設置している方は、同じメーカーの太陽光発電パネルを設置することが可能なため、パワーコンディショナー(※6)やモニターなどの共有化が図れ、設置コストを抑えることができます。

※6:太陽電池からの直流電力を交流電力に変換する機器

ウィンスリーポート(1台用)
10度傾斜の場合

3)太陽光発電パネルの傾斜は、平置き(2度)から10度の間で調整可能

太陽光発電パネルの傾斜は、景観に配慮した平置き(2度)傾斜から、発電効率向上と汚れ防止に配慮した 10度傾斜までの間で調整可能です。


◆ソーラー仕様のカーポートの概要
・発売日(計画) 2010年秋から特注対応にて販売を開始
・搭載対応商品 スタイルコート、ウィンスリーポート(1台用、2台用)
・設置パネル 主要な太陽光発電システムメーカーのパネルを設置可能
<施工イメージ>
ガレージリビング「スタイルコート」への太陽光発電パネルの搭載イメージ
ガレージリビング「スタイルコート」への太陽光発電パネルの搭載イメージ
※パネル傾斜は平置き(2度傾斜)の場合

■ソーラー仕様の駐輪場(チャージ機能付) <環境エクステリア商品>

普及する電動アシスト自転車の充電スポットとしての利用を主目的に、当社の駐輪場用商品に、国内大手メーカーの太陽光発電パネル、リチウムイオン蓄電システムや充電器など搭載したソーラー仕様の駐輪場(チャージ機能付)を、2010年秋から特注対応として発売します。
駐輪場の屋根に太陽光発電パネルを取り付け、発電した電気をリチウムイオン蓄電システムに蓄えます。この電気を電動アシスト自転車の電池に充電するとともに、駐輪場のLED照明なども賄うことができる完全独立型の電源システムです。さらに、将来需要増加が見込まれるプラグインハイブリッド車、電気自動車、電動バイクなどの充電スポットとして拡大させていきます。
・発売日(計画) 2010年秋から特注対応にて販売を開始
・搭載対応商品 フラットヤード、2010年秋発売の新商品
・設置パネル 主要な太陽光発電システムメーカーのパネルを設置可能
・商品構成 <TOEXの商品>
1.駐輪場本体(屋根、柱)
2.コントロールボックス、バッテリードック
3.LED照明(オプション)
<現場手配の商品>
1.太陽光発電パネル
2.リチウムイオン蓄電システム(コントロールボックス内に収納)
3.非常用電源(コントロールボックス内に収納)
4.充電器/電動アシスト自転車用(バッテリードック内に収納)
・その他 災害時の非常用電源としても利用可能です。
<商品構成>
商品構成
<発電から電動アシスト自転車へ充電するまでの流れ>
発電から電動アシスト自転車へ充電するまでの流れ
<施工イメージ>
ソーラー仕様の駐輪場(チャージ機能付)の施工イメージ
ソーラー仕様の駐輪場(チャージ機能付)の施工イメージ
本件に関するお問合せ先
報道関係者   広報室長  神山 直之
TEL:03−3354−3211
◆参考出品商品について
今後の商品充実に向けた企画段階の環境エクステリア商品としてソーラーフェンス(仮称)を、 4月28日、29日実施のエクステリアエキシビションにて、参考出品として展示します。発売の予定は現在のところ決まっていません。
今回は、マーケティングを目的とした出品となり、来場者の皆様にヒアリング調査を実施し、今後の正式な商品化を検討していきます。
○ソーラーフェンス(仮称)について <環境エクステリア商品>

工場や学校、官公庁などにおける新たな太陽光発電パネルの設置場所として、敷地を囲うフェンスに注目し、両面で発電が可能な太陽光発電パネルを採用したソーラーフェンス(仮称)です。

工場や学校、官公庁などでは、省エネ対策のため屋根や屋上などに太陽光発電システムを導入する施工例が多くなっています。

今回参考出展するソーラーフェンス(仮称)は、太陽光発電システムをフェンスにまで拡大することで、これら物件のさらなる省エネ化に最適な商品です。

さらに、両面で発電が可能な太陽光発電パネルにより、表面から直射光を、裏面からも散乱光を取り込め、片面の発電タイプに比べて発電量を増加することができます。


<概要>
特長
  1. 屋根の太陽光発電システムの増設需要に最適です。
  2. 発電量の増加を目的に、両面での発電が可能な太陽光発電パネルを採用しています。
  3. 災害時の非常用電源としても利用可能です。
  4. 目立つ場所に設置することで省エネへの取り組みをアピールできます。
  5. 発電した電気は、電動門扉や照明などにも利用できます。
<設置シーン>※参考

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